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「配達可能エリアが限定されています」って?UberEats(ウーバーイーツ)の謎仕組みを徹底解明

最近、UberEats 配達パートナー足りてないみたいですね~

  • 今年の冬は特に寒い
  • 報酬減で配達パートナー減

原因は数あれど、上の2つが大きいと思っています。

そのせいか、UberEats を注文しようとすると・・・

↑こんな感じで、

『配達可能エリアが限定されています』

「現在、注文が混み合っているため、配達時間が長くかかる場合があります」

という注意書きが表示されるケースをよく見ますね。

そこで今回は、この注意書きってどう意味?注文しても大丈夫?というのを検証していきます。

 

「配達可能エリアが限定されています」のときはUberEats で注文できないわけじゃない

↑(上の画像)ためしに雨の日にUberEatsサイトを見てみたんですが、

「配達可能エリアが限定されています」との表示はありますが、お店自体は表示されており、注文もフツーに出来る状態でした。

これが「配達パートナーが近くにいません」という表示に変わると、一部の例外を除いて、ほとんどのお店が注文不可になるんですけどね・・・

一部の例外については別記事にて書いてます

【裏ワザ】「近くに配達パートナーがいません」でもUberEats(ウーバーイーツ)を注文する方法

 

では「配達可能エリアが限定されています」の場合、UberEats(ウーバーイーツ)では何が起こっているのか?

UberEats配達歴4年目の私が断言します。

「配達可能エリアが限定されています」の時は、

注文数と比較して、配達パートナーの数が少ない状態になっています。

「この注文数には、このくらいの配達パートナーの数が必要」という割合は、UberEatsの本部で把握されています。(おそらくAIですが)

いわゆる需要と供給ですね。

そしてその需要と供給のバランスが考慮されて、配達パートナーの報酬さえも決定されています。

(例)配達パートナーの数が上回ってるとき⇒報酬が安くなる(1回300円のスリコなど)

配達パートナーの数が下回ってるとき⇒報酬が高くなる

 

ですので、配達パートナーの数が明らかに足りない時に「配達可能エリアが限定されています」になります。

 


だからといってUberEats(ウーバーイーツ)の配達が回らなくなるわけじゃない

注文数に比べて、配達パートナーの数が少ないならば、

注文をさばけないことになり、配達が回らなくなるんじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、決してそんな事はありません。

UberEats側も商売上手です。

画期的な解決方法を取ります。

それは、配達距離を短い距離に制限すること。

注文を、注文者から近い距離のレストランにしぼることで、配達パートナーひとりあたりの配達回数をドカーンと増やすんです。

逆に言うと、自宅から遠い距離のレストランは注文させないようにするんです。

 

例えば、

(通常)ひとりの配達員が一件当たり平均5キロほどの移動距離ならば、1時間あたりの配達数はだいたい3件がいいところ。

(配達可能エリアが~の場合)ひとりの配達員が一件当たり平均1キロの移動距離ならば、1時間あたりの配達数は5件以上行けます。

 

ですので配達可能エリアを限定して、レストラン→お届け先までの距離を短く制限すれば、

配達員ひとりあたりの作業効率が上がり、

少ない配達員数でも、たくさんの注文をさばけるようになるんです。

 

「配達可能エリアが限定されています」のときは、やっぱり配達時間がかかる?

「配達可能エリアが限定されています」のときは、注文数に比べて、配達パートナーの数が少ないので、爆速で自宅まで商品が届くことは期待しないほうがいいでしょう。

(晴天のお昼時は配達パートナー数が多いので、マクドナルドとかは爆速で届きます)

しかし先ほど書いた通り、

配達距離を短く制限することにより、注文をバリバリまわしていくので、めちゃくちゃ配達時間が遅くなることは少ないんじゃないでしょうか?

少なくとも注文をあきらめるほどではありません。

私の場合、「配達可能エリアが限定されています」のときに近場の店をガンガン注文していますが、フツーに家に配達されます

ただ1回だけ1時間半待たされたことはありますが・・・そのときは仕方ないと割り切りました。

もちろん、配達パートナーが見つからないことによる強制キャンセルは一度も体験していません。

「配達可能エリアが限定されています」でも注文できます

Uber Eats 公式アプリ

Uber Eats(ウーバーイーツ)アプリで注文する
(スマホでご覧の場合UberEats アプリが起動いたします)

ただし、時間が全然ないから1分でも遅れたらヤダ!という人は、「配達可能エリアが限定されています」のときは避けたほうがいいかと思います。

雨の日や寒い日に家まで配達してくれるだけで感謝!という人は、「配達可能エリアが限定されています」のときに注文してもOKですよ。

1分でも配達が早くなるコツ

「配達可能エリアが限定されています」のときに少しでも早く配達してほしいときはズバリ支払い方法を現金払いにしないことが最重要です。

その理由については、別記事にて解説しています。

UberEats(ウーバーイーツ)支払い方法で現金払いを選んではいけない理由

 

配達可能エリアって自宅からどのくらいの距離?

それでは配達可能エリアが限定されているときは、自宅からどのくらいの距離までの店が注文できるのでしょうか?

そこでちょっと検証してみました。

ちなみに自宅からUberEatsで注文できるレストランまでの距離は、かんたんに調べることができます。

↑(上の画像)UberEatsアプリのレストランのページ、店名の部分を下にスワイプさせると、簡易マップが出てきて、店までの距離が表示されます。(上の画像だとお店まで0.6キロ)

 

配達可能エリアが限定されているときに検証してみた。

自宅は東京都の亀戸駅に設定。その自宅からどのくらいの距離までのレストランを注文できるか?

↑自宅を亀戸駅に設定。さっそく「配達可能エリアが限定されています」状態になってます。

 

↑(上の画像)まず亀戸駅周辺のお店。さすがに自宅を亀戸駅に設定しているだけあって、全て注文できました。

距離は0.1kmとか0.2kmなので、いくら距離制限掛かっていても大丈夫です。

 

↑亀戸から一番近い駅の西大島駅。店数は少なめですが、ほとんどの店が注文できました。

距離は0.9km0.8km。やっぱり距離制限はキリのいいところで1kmなのかな?

1km以内ならば、距離制限かかっても問題無く注文できます。

 

↑つぎに亀戸の隣駅の錦糸町のお店を調べてみました。

錦糸町はすべての店を注文できるわけではありませんでした。1.0kmまでの店がほとんどで、一部1.1kmのお店が注文できるくらい。

錦糸町の北口のエリアは距離が長くなってしまうためか、UberEatsおすすめには全く出てきませんでした。

 

↑そして亀戸のもう一つのお隣の平井駅。こちらは隣なのに距離はかなり離れた駅です。

そのためか亀戸から平井駅周辺のお店は、UberEatsアプリのおすすめページには一切登場せず。

唯一登場したのは、亀戸と平井の中間地点にポツンとある、島忠の一口茶屋(笑)距離はこちらも1.1km。

距離制限の目安は1.1km

というわけで、「配達可能エリアが限定されています」のときの距離制限。

自宅から1.1km以内にあるレストランは注文可能という結論になりました。

ただこれは東京都内での話です。

郊外や他県の場合は、少し変わってくるかもしれません。

とにかく「配達可能エリアが限定されています」のときは、自宅から1km以内のレストランを候補に考えといたほうがよさそうです。

注文はこちら

Uber Eats 公式アプリ

Uber Eats(ウーバーイーツ)アプリで見る
(スマホでご覧の場合UberEats アプリが起動いたします)