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【初めての確定申告】UberEats(ウーバーイーツ)配達員でも簡単に申告するやり方大公開!

今回は、はじめて確定申告をするUberEats(ウーバーイーツ)配達員さんのための記事です。

「知識のない人でも、かんたんに確定申告できる!」をテーマに書いてみました。

全部読むのに10分ほどかかりますが、興味のある方はぜひ読んでみてください。

今後UberEats配達員という個人事業主として生きていくために、絶対役に立つ知識ばかりをまとめてあります。10分かけて読んでも損はしません。

ぜひ最後までお読みいただければ幸いです!

 

UberEats(ウーバーイーツ)配達員は確定申告必須!

もうご存知の方いると多いと思いますが、UberEats配達員は給料方式のアルバイトじゃなく、個人事業主です。

会社が勝手に年末調整してくれるわけじゃなく、自分で確定申告(=税金額の確定)をやらないといけないんですよね・・・

↑税理士YouTuberの中では一番の再生数を誇る大河内薫さんの動画。ウーバーイーツの確定申告について分かりやすく語ってくれてます。

 

はじめて確定申告する人は不安ですよね

コロナ禍の影響もあり、最近になってUberEats(ウーバーイーツ)配達員を始めたよ!という方、かなり多いと思います。

そしてこれまたたくさんの人が、確定申告をするのは初めて!って感じだと思うんです。

はじめての確定申告は不安ですよね・・・

 

確定申告は税務署に行って確定申告書にいろいろ記入したり、

またはe-Taxサイトで確定申告書を作成したり・・・

 

正直、はじめて確定申告する人にとってはメチャクチャハードル高すぎるんです。

っていうか、ほぼ不可能と言っていいです

今まで確定申告とは縁のない生活をしてきて、知識も無い状態で、

いきなり「今年から確定申告しろよ!」とか言われても、

ほとんどの人は「いやムリだし!!」って思うことでしょう。

 

正直言うと、私も初めて確定申告するときは、あまりに知識がなかったので、

うば次郎
うば次郎
確定申告やんなくてもバレないかな・・・

とか悪い誘惑に負けそうになったのは内緒の方向で!

 

しかし、こんな知識が全く無かった私でも、超かんたんに確定申告する方法を教えてもらえたのがラッキーでした。

おかげで一年目から無事、確定申告をすることができたんです。

私を救ってくれた役に立つ情報を、UberEats配達員のみなさんと共有すべきだと思い、今回の記事に至りました!

 

UberEats(ウーバーイーツ)配達員が確定申告しないとまずいことになる

はっきりいいます。

UberEats配達員は税務署に目を付けられています。

私の考えでは、これはほぼ確定事項でしょう。

2022年UberEats本部からすべての配達員にむけて、こんなメッセージが配信されました。

↑これです。簡単にまとめると、税務署がUberEats配達員の収入を把握するために、UberEats本部の方に情報の提供を求めた。

そしてUberEats本部も、喜んで税務署の方に配達員の名前・住所・収入・銀行口座を差し出したよ!

こんな内容でした。

これはどういうことかと言うと、税務署が「UberEats配達員はどうせ確定申告なんてできやしねーだろ」ということで徹底マークしてきてるということです。

税務署にマークされたら、確定申告漏れは絶対にバレます

すぐには罰せられません。税務署は無申告者を何年も泳がせるんです。

そして何年も無申告のUberEats配達員を泳がせた後、ある日突然、税務署のSWAT(執行部隊)があなたの前に降臨します。

確定申告をしていないとたくさんのペナルティーがあります。

(外部リンク)「確定申告をずっとしていないとどうなる?

なかでもヤバいペナルティーは「延滞税」です。

確定申告を何年も何年もサボると、この延滞税は雪だるま式に増えていき、もう5年後とかだととんでもない額の罰金になっています。

もちろん税務署の方もたっぷり延滞税を取りたいから、あえて無申告者を何年も泳がせるんですよねw

ぶっちゃけ税務署は、UberEatsの垢バンよりも何万倍も怖い。

ですので税務署にマークされているUberEats配達員は5年後に人生終了が確定しないためにも、コツコツとまじめに確定申告すべきです。

 

確定申告の期間

2/16~3/15

例)2021年1月~12月分の確定申告は、次の年2022年2/16~3/15

コロナ特例で、期間が延びる可能性あり

期間前でも確定申告できます(1/1~2/15)

3/15までにできなかった場合、3/16以降でもできますが、ペナルティーの無申告加算税が上乗せされます。が、申告しないより何倍もマシです。

 

【初心者の私でも出来た!】UberEats配達員が、超かんたんに確定申告する方法とは?

結論から先に言います。

会計ソフトfreeeが一番かんたんで、知識ゼロの初心者だった頃の私でも確定申告できました。

何が簡単だったかと言うと、

  • UberEatsの収入を簡単に入力できた
  • 経費に関しても、何も迷うことなく入力できた。
  • 確定申告は質問を答えていくだけで、freeeのアプリが確定申告書を自動で作成してくれた。
  • 確定申告の送信が超かんたんに終わった

とくに3番目の、簡単な質問とちょっとの入力だけで、確定申告書を自動作成してくれる機能はホント楽でした。

freeeはパソコンはもちろん、スマホ用アプリもあるので、スマホからでも確定申告できるのがGood!

↑先ほど紹介したNo1税理士YouTuberの大河内薫さんも、UberEats配達員に「freee」での確定申告をおすすめされています。

 

そしてこの記事では、freeeでの確定申告方法を、画像付きでまとめていきます。

はじめて確定申告する人で、まだ確定申告方法を悩まれている方は、ぜひfreeeの確定申告の流れを体感してみてください。

あまりにも簡単なので、ビックリしますよ!

 

【重要】UberEats(ウーバーイーツ)の確定申告は、まず準備から

ここまできたら「freeeで確定申告してみようかな」というUberEats配達員の方もいるかと思います。

 

でもちょっと待ってください!!

 

確定申告をする前に、ひとつ超大事なことがあるんです!!

 

それは「開業届」というものです。

この開業届のときに一緒に提出する「青色申告承認申請書」というのが重要で、

これを提出すると「青色申告」ができるようになります。

 

ぶっちゃけUberEats配達員が確定申告する場合、青色申告にしないと大損です

たとえば年収300万の場合、青色申告なら、白色申告(フツーの確定申告)とくらべて税金の額が総額18万円ほど安くなるからです【←※超重要※】

うば次郎
うば次郎
白色申告(フツーの確定申告)にしちゃうと、税金をたっぷりとられちゃうよ!

ちなみに確定申告アプリfreeeだったら、青色申告用の確定申告書も自動で作成してくれるので、超かんたんです。

せっかくfreeeを使うなら、青色申告にしない理由が無いくらいです。

ですので開業届はできるだけはやくサクッと済ませちゃいましょう!

この開業届のかんたんな提出方法は別記事にて解説してます

UberEats(ウーバーイーツ)配達員、開業届を急げ!簡単なやり方を完全解説!

UberEats(ウーバーイーツ)配達員、開業届を急げ!簡単なやり方を完全解説!UberEats(ウーバーイーツ)配達パートナーはご存知の通り「確定申告」が必要です。 でもUberEatsをはじめたばかりの人は...

 

この開業届が済んだ後に、いよいよfreeeを使って確定申告していきましょう!

ちなみにfreeeは青色申告もかんたんに完了できるんで心配無用ですよ。

※注意※

開業届はかならず確定申告までに終わらせてください。

確定申告後に開業届をしても、その年は青色申告になりません!

 

freeeでの確定申告のやり方①【収支の入力編】

それではさっそくfreeeの確定申告のやり方をまとめていきます。

freeeはスマホなら専用アプリ、パソコンならWEBから。どちらも連動しているのでどっちでもOK!

 

まずfreeeで会員登録する

まずfreeeの公式サイトで会員登録します。

freeeは、会員になると月額1180円(税込1298円)がかかるんですが、最初の30日間は無料なので、無料期間のあいだに確定申告を終わらせてしまうという手があります。

しかしこれから毎月毎月、収入や経費の登録だったり、帳簿の保存という観点から、月額払っちゃったほうがいいです。

月1180円の一番安いプランで問題無いです。

freee公式サイトへGO

 

UberEats(ウーバーイーツ)の収入と経費を入力しよう

まず確定申告するには、収入と経費を登録しないといけません。

経費を登録しないと、税金が高くなってしまうので、仕事に関する支出ならば必ず経費として登録しましょう(レシート要保管)

それでは収入と経費の登録方法をスマホの画面(アプリ)で解説していきたいと思います。

UberEatsの収入をさくっと入力

freeeはあらかじめ銀行口座を紐づけしておくと、振り込まれた金額をそのまま収入として登録することができます。

しかし現金受付ONでUberEatsの仕事をしている人もいると思うので、ここは「手動の収入登録」のやり方を紹介します。

↑UberEatsの収入を登録するには、「取引登録」(上の画像①)をタップ。

画面右下にある「+」ボタン(上の画像②)でもOK

 

↑(上の画像)「取引登録」画面に行くと、はじめは『支出』となっています。

収入を登録する場合は、ボタンをワンタップすれば『収入』に変わります(上の画像赤枠)

 

収入は毎週ごとに登録しよう!

UberEatsでは毎週ごとに収入の明細が出ますよね。

freeeで収入登録するときも、毎週ごとに登録すればいいと思います。

(UberEatsアプリに表示されている収入を登録)

↑(上の画像)

①毎週ごとに収入金額を入力(UberEatsアプリと同じ金額を入力)

②勘定科目は「売上高(本業による収入)」「雑収入」のどちらかが選択できます。専業の場合「売上高」、副業の場合はケースバイケース。

③発生日を選択。

これは人によって違うと思いますが、現金支払の受付をOFFにしてる人は、UberEatsからの振込みがある日にすべきだと思います。

現金支払の受付をONにしてる人は、(正確には受け取った現金と差額の振込を個別に入力したほうがいいのですが)かなりややこしくなるので、「週の終わりの日曜日」や「振込日」に統一しちゃったほうが分かりやすいかと思います。

④口座

freeeでは、銀行口座と紐づけすることができます。UberEatsからの振込がある銀行口座をあらかじめ登録しておけば、上の画像のように銀行名を選択できるようになります。

⑤取引先

取引先は2022年1月現在は「UberEatsJapan合同会社」です。(上の画像ではUBERになっちゃってます、すいません)

【完了】最後に「登録」ボタンを押せば、収入の登録完了です。

慣れれば1分以内に終わります。超かんたん。

大事なのはfreeeに入力する収入額と、UberEatsアプリに表示される金額を一緒にさせることです。必ず間違いないよう確認しながらやっていきましょう!

「収入」登録の注意点①

UberEats配達員で支援金の収入がある人は、勘定科目を「雑収入」にして登録しましょう。

課税対象の支援金・・・持続化給付金・一時支援金・月次支援金

「収入」登録の注意点②

UberEats以外にアルバイトなどの給与収入がある場合は、freeeでは最後の確定申告コーナーで入力するところがあるので、それまでは何も入力しないでOK

 

支出(経費)をサクッと入力

支出(いわゆる経費)は、仕事に関わるものだけです。

税金額は、「収入」から「経費」などを差し引いた『所得』の金額で決まるので、

経費は多ければ多いほど、税金が安くなります。

ただし仕事とは関係ないものを経費にしてしまうのは×

↑(上の画像)経費登録の一例。上の例は、バイク配達員である私がガソリン代(ENEOS)を登録したときのものです。

金額、勘定科目、発生日、取引先などを上の例のように入力します。

ここで悩むとしたら、「勘定科目」の項目でしょう。

しかしfreeeは勘定科目もかんたんです。

「勘定科目」をタップすると、いろいろな選択肢が出てきます。

↑(上の画像)勘定科目をタップすると、上の画像の左のように、勘定科目一覧が出てきます。

もしもガソリン代だったら、「物品の購入等(画像①)」を選択すると、その中からさらに選択肢が出てきます。そのなかに「車両費(ガソリン・オイル・整備費など):上の画像②」というのがあるので、それを選択すれば自動で反映されます。

このようにfreeeでは勘定科目もほとんど悩まずに選択できるのでかなり便利。

この調子で、

  • バイク配達員だったらバイク整備代・バイク保険料
  • 自転車配達員だったら自転車整備代・用具代

などなどを経費として登録しちゃいましょう。

「支出」登録の注意点

生命保険・地震保険・国民保険料といった控除に関わる支出は、freeeでは最後の確定申告コーナーで入力するところがありますので、それまでは何も入力しないでOK

freeeでの確定申告のやり方②【情報入力~提出】

それではfreeeでの確定申告のやり方を順を追って解説していきます。

ここからは超重要です。

やり方自体は超簡単なんですけど、初めて確定申告する人にとっては超重要。

間違ったまま覚えるとロクなことになりませんので、ちょっとだけ集中してご覧いただければ幸いです。

<それでは確定申告スタート>

↑(上の画像①)確定申告のスタートはアプリのトップ画面にある「確定申告をはじめよう」からです。

(上の画像②)サイドメニューの『確定申告』からでも同様に確定申告がスタートできます。

 

↑(上の画像)まずは確定申告の全体の流れは表示されます。上から順に片付けていくイメージ。

  1. 1年分の収支の登録
  2. 基本情報の入力
  3. 書類の作成
  4. 書類の確認
  5. 書類の提出
  6. 来年度の準備をしましょう

この6つの流れがあります。

全部かんたんです。ひとつずつ順番にやっていきましょう。

①「1年分の収支の登録」

これに関しては、先ほど説明した「収入」「支出(経費)」の登録のことです。

1月~12月までのUberEatsの収入、そして経費とする支出を登録する。それだけで完了です。

もしも登録し忘れた取引があれば「取引登録」から入力しましょう。

 

②「基本情報の入力」

ここは名前や住所などの個人情報を入力する欄なんで、一番ラクです。

ただし途中から「お仕事の種類」「申告方法」を入力する欄があるので、説明しておきます。

「お仕事の種類を選びましょう」

↑(上の画像)仕事の種類は、UberEats配達員の場合、【業種:飲食業➔業務内容:配達員】でいいと思います。

【業種:運送業】というカテゴリーもありますが、少し違うと思うので・・・

「申告する内容を選んでください」は、UberEats専業の場合は『事業の収入』にチェックを入れましょう。

本業がサラリーマンなどで副業でUberEats の場合は『副業などの雑収入』(これはケースバイケースです)

 

「申告書について入力しましょう」

仕事の種類を選んだあとは、申告方法についての質問があります。

↑(上の画像)まず提出方法。

ここは頑張って電子申告(e-Tax)にしましょう。

freeeでは独自の電子申告ナビがあるので、電子申告(e-Tax)も結構ラクにやることができます。

電子申告(e-Tax)の最大のメリット

電子申告のメリットはいくつもありますが、最大のメリットは税金面での優遇です。

例えば、青色申告の場合、電子申告ならば65万円控除が受けられます。

しかし電子申告じゃないと55万円控除しかできません。その差は10万円!

何度も言いますが、freeeならば電子申告もかんたん。なので税金が安く済む分、電子申告がおすすめなんです。

つぎに青色申告か白色申告か選ぶ項目があります。

ここで青色か白色かが決まります。

税金が思い切り安くなる青色申告に挑戦しましょう!

 

ただし青色申告するには、その前に「開業届」が必要。

開業届出してない方は「UberEats(ウーバーイーツ)配達員、開業届を急げ!簡単なやり方を完全解説!」をチェック。

 

電子申告に必要なもの

ちょっとここで一休み。

ここでは、freeeで電子申告(e-Tax送信)に必要なものをまとめておきます。

~用意するもの~

  • 【全員必須】マイナンバーカード
  • スマホで申請する場合→マイナンバーカード読み取り機能のあるスマホ
  • PCで申請する場合→カードリーダー(マイナンバーカードを読み取る)

ちなみに上記の「マイナンバーカード読み取り機能のあるスマホ」ですが、ほとんどのメーカーのスマホは(最近のものならば)ほとんど読み取り機能が付いています。

マイナンバー読み取りできるスマホブランド代表例

iPhone(7以降)、AQUOS、arrows、Xperia、Galaxy、Pixel、OPPOなど

※HUAWEI、ASUSなど一部の海外ブランドが非対応

 

↓ちなみにPCで確定申告したい人で、カードリーダー持っていない方は、急いで買いましょう。今後、個人事業主として生きていくのには必須のものです。

 

電子申告開始ナビを行う

先ほどの基本情報入力の一番最後に「電子申告開始ナビ」というのがありました。

はじめて電子申請で確定申告する場合、「電子申告開始ナビ」は必ず行ってください。

「電子申告開始ナビ」とは?

「電子申告開始ナビ」とは、freeeの電子申告の前準備のようなもの。

利用者識別番号や暗証番号設定のお手伝いをしてくれます。

電子申告開始ナビを利用するにはfreeeの会員登録(IDとパスワード)が必要です。

freee公式サイトはこちら

会員登録して最初の30日間は無料

 

freeeの電信申告開始ナビで利用者識別番号を取得したら、いよいよ確定申告の次のステップ。

あと少しで終わりますので、頑張りましょう!!

 

③「書類の作成」

ここから、質問に○×形式で答えていきます。

○×形式で質問に答えれば、確定申告に必要な書類を自動で作成をしてくれるのが、freeeのラクなところなんですよね。

では上から順にみていきましょう。

↑まずはじめに「収入と出力をすべて入力しましょう」と出ますが、この画面まで進んでいる人は、全て終わっていると思うので、売上総額などを確認するだけでOK

 

↑(ベータ版)「マイナポータルから所得する」と出てきますが、現段階ではほとんどの人が関係ないと思うので、すっ飛ばしましょう。私もガン無視です。

 

「会社から給与を受け取りましたか?」・・・UberEats以外にも仕事をしている人は〇にしましょう。会社員でもアルバイトでも『給料』を受け取ってる人が該当。

〇にすると、給与額などを入力する画面が出てくるので、会社から受け取った「源泉徴収票」から転載します。

「源泉徴収されている事業所得はありますか?」・・・該当者だけ〇をつけてください。UberEatsの収入は全く関係ないので、UberEats以外に事業所得の無い方は全員×にしましょう。

 

「雑所得・配当所得・一時所得はありますか?」・・・ほとんどの人が無縁だと思いますので×ですね。該当する人は〇にして詳細を入力。私もいつかは競馬のWIN5を当てて、この一時所得の欄に入力してみたいです。

「株式の取引はありますか?」「FXの取引はありますか?」・・・投資をやってない人は×でOK

 

↑上記の質問は、ほとんどの人が×かもしれませんが、UberEats配達員の場合、「仕事とプライベートで兼用しているものはありますか?(家事按分)」は〇の人がいるかも。

私は×にしましたが、たとえばスマホ料金はプライベートでも仕事でも使っているため、何割かは経費に落とすことができます。少しでも経費に落としたい場合は、〇にして詳細を入力。

そういう面倒な入力はやりたくない!という人は、この欄は×にしちゃって何ら問題ありません。

※ちなみに私は仕事用のスマホは完全に別なので、家事按分にせず、スマホ料金全てを経費として支出登録しています。

 

「養っている配偶者はいますか?」「子どもなどの扶養家族はいますか?」・・・該当者は〇にしてください。〇にすると入力画面が出てきます。それに沿って入力。

「病気等で病院に行ったり、医療用の市販薬を購入しましたか?」・・・年間10万円(または総所得金額の5%)を超える医療費があった場合は医療費控除を受けられるので、該当者は○にしましょう。

 

「生命保険に加入してますか?」「地震保険に加入してますか?」・・・これは該当者が多いと思います。

〇にすると、入力画面が出てきます(下の画像)

例えば生命保険ならば、加入している会社の方から「控除証明書」の郵便が来ます。その控除証明書に記載されている内容をそのままfreeeの入力欄に転載すればいいだけなのでかんたんに終わります。

 

↑上の項目も該当する人が多いでしょう。「年金」ならば控除証明書からの転載、「保険料」は領収証などを確認して自分で支払った額を計算して入力。

UberEats配達員で専業の人は、大半が「国民健康保険」だと思うので、自分が支払った正しい金額を確認しましょう。

 

↑こちらの4項目は、私はすべて×でした。もしも該当する場合は〇にして入力しましょう。

 

↑すべての質問に答え終わったら、最後に「次へ」を押します。

この「次へ」を押すと、確定申告書が自動作成されます

 

④「書類の確認」

↑「確認する」をタップすると、自動作成された確定申告書を確認できます。

所得金額、納税額などを確認しましょう!

確定申告書をダウンロードできたりもします。

↑(上の画像)書類の確認を終えたら、「次へ」を押すといよいよ最終段階に入ります。

 

⑤「書類の提出」

さあ、いよいよ電子送信です。これを終えたら、確定申告はおしまいです。

この電子送信はfreeeの独自システムで、超分かりやすく、なおかつソッコーで終わります

本来電子送信は国税庁e-Taxサイトで送信するんですが、この国税庁のe-Taxがこれまた難しくて、初心者には超とっつきにくいんですよね

それならば国税庁のものよりも何倍もカンタンなfreeeで電子送信しちゃったほうがストレスも少ないのでおすすめです。

ささっと終わらせちゃいましょう。

 

超が付くほどの注意事項

マイナンバーカードを読み込んで電子送信する場合、「署名者用パスワード」(英数字6桁~16桁)の入力を求められます。

これは役所でマイナンバーカードを作る際に、設定したものです。

このパスワードを5回連続で間違えるとロックされます。

一度ロックされると、再度役所で手続しなくてはなりません。

ですので電子送信する場合は「署名者用パスワード」を再度確認してください。

freeeでの電子送信の流れ

基本的にfreeeの画面の指示通りに進めば大丈夫!

①電子申告用のアプリのインストール

②「freee電子申告開始ナビ」で取得した利用者識別番号を入力

③マイナンバーカードのマイナンバーを入力

④先ほどインストールした電子申告アプリで送信する

↑(上の画像)「電子申告アプリを起動する」をタップすると、電子送信画面に移行します。

↑(上の画面)freeeの電子申告画面の一例。一番下の暗証番号は、「電子申告開始ナビ」で利用者識別番号を取得する際にいっしょに設定した暗証番号のことです。

↑(上の画面)最後に「署名用パスワード」(マイナンバーカード作成の際に役所で設定したもの)をミスしないように気を付けながら入力。

これが成功したら、確定申告の送信完了!

確定申告もほとんどおしまいです。

 

最後に、本当に送信されたかを確認しよう!

↑(上の画像)最後に「受付結果確認」コーナーがあるので、利用者識別番号の暗証番号を入力して、『受付結果の確認』を押す。

↑(上の画像)確定申告の送信が成功していると、上のように『受付完了』と出ます。

受付完了とでたらもう大丈夫!確定申告はすべて完了です!

お疲れさまでした!!

Q:もしも確定申告のミスがあった場合は修正できる?

確定申告期間内(~3/15)ならば、修正できます。

freeeでも、何回も修正できますし、何回でも電子申請できます。

(一番最後に提出したものが最終的に反映されます)

期間後はダメ

もしも期間後(3/16~)に修正したい場合は、『修正申告』という形になるので、freeeの電子送信は却下されてしまいます。

期間後の修正申告は、かならず所轄の税務署に連絡して相談しましょう。

 

⑥【おまけ】年度締め

もしも次年度以降もfreeeを利用したい場合(有料会員)、解約せずにその先へ進んでみましょう。

「年度締め」は、(freeeのアプリの中で)その年の確定申告を確定させて次年度へ移行する作業です。

もしも確定申告のミスがあり修正する場合は、年度締めを取り消して、前の年へ戻ることもできます。

↑(上の画像)確定申告の送信を完了して「次に進む」を押すと、『年度締めをする』という項目が出てくるので、そちらも押しましょう。

↑(上の画像)年度締めは『今年度を確定する』を押すだけで完了です。

もちろん、その確定を取り消すこともできますので、ビビらずどんどん先に進んじゃいましょう!

 

確定申告初心者はfreeeがおすすめ!

いかがでしたか?

確定申告の知識がない人が、いざ確定申告をするのはホントに難しいことです。

仕組みも良く分からないし、ちょっとでも聞き慣れない単語が出てくるだけで頭がパンクして投げ出したくなりますよね。

でもfreeeならば、そういった人でも比較的楽に確定申告できるので、かなりおすすめです。

少なくとも私は、freeeのおかげで知識ゼロで確定申告できました。

今回の記事が同じ境遇の人たちの参考になればうれしいです!!

確定申告がんばってください!